SNSで認知度を上げたいけれど

全然いいねもフォローもされない…
とガッカリしている方も多いと思います。
「自分からフォローしたほうがいい」派と「やめたほうがいい」派の意見があり、ますます謎は深まるばかり。
たくさんフォローしている人のアカウントを観察していたところ、自分なりにメリット、デメリットが見えてきました。
これが正解というわけではありませんが、お悩み解決の手助けになればと思います。
基本的にはフォローされないもの
SNSには毎日すごい数の作品が投稿されています。
その中から「この絵いいな!」と思っても「いいね」や「フォロー」まではなかなかたどりつきません。

よほど気に入らないかぎりフォローする理由がみつからない
そのためフォロワーを増やしたいのであれば「自分からフォロー」しに行くのを推奨する人もいます。
無名の絵描きにとってフォローされるのは大変嬉しいことですし、同じ絵描き同士ならフォローを返してくれる(フォローバック)の可能性も。
フォロワーを増やしたいのであればやるべし
フォローされるのを待つだけではフォロワーは増えません。自分から行動して存在を積極的にアピールする必要があります。
そのため手当たり次第フォローして「フォロバしてもらえない!」とぼやいている人もいますが、フォローバックしなさそうな方ばかりフォローしいていませんか?

神絵師は基本的にフォローバックしません
ほかにも自分の投稿内容の大半が
- ソシャゲのスクショや日常の写真ばかり
- 愚痴や文字だけのツイート
- 参考になるものがない
- 自分の作品を投稿していない
- リツイートばかり
だとせっかくフォローバックされてもミュートやブロック、数日後にはフォロー解除されてしまいます。
なにも考えずにSNSをするとついつい日常的な投稿をしてしまいがち。

これが許されるのは有名人のみ!
フォローしてくれる人は「スクショ」や「愚痴」を見にきているのではなく、「イラスト」を見にきているということを忘れないようにしましょう。
無差別にフォローしているとフォローバックされないばかりかブロックされてしまうことも。積極的に「いいね」や「コメント」を残し交流することでフォローバックされやすくなります。
フォロワーを増やすことのメリット
自己肯定感が上がる
自分の描いた絵にいいねやコメントがつくと次もがんばって描こう!というモチベーションにつながります。
毎回コメントをくれる人は積極的に交流しましょう。
影響力があると思われる
SNSでの発信に影響力がある「インフルエンサー」の判断基準とされる「フォロワー数」。
しかし「フォロー1万 フォロワー1万」より「フォロー10 フォロワー1万」どちらがすごそうかと言えば後者という印象があるのも事実。

そこまでたどり着くのがかなり厳しい…
実際に後者の投稿を見ても「エンゲージメント数」が桁違いで、あきらかに多くの人がその投稿に対して反応していることがわかります。
勘違いしてはいけない
手っ取り早く有名になりたいからフォローしまくってフォロワーを増やそうとしても発信力があるわけではありません。
実力がある人の「制作過程」や「HowTo」などは参考になりますが、実力が伴わないうちはスルーされがち。

その投稿を書いている時間で絵を描いたほうがマシ!
投稿に影響力がある人を目指し「適当な作品」の投稿はせず「本気の作品」を投稿しましょう。
フォロワーを増やすことのデメリット
精神的にダメージを受ける
SNSの種類はいろいろありますが、その中でも「Twitter」と「Youtube」は悪いコメントがつきやすいです。
いわゆる「アンチ」というやつですが、恐ろしいことに仲がいいと思っていた絵師さんが別のアカウントから投稿していたなんてこともあります。

最近は誹謗中傷に強い弁護士もいるので、不快な思いをしたらすぐに相談を検討しましょう。
SNSを見ている時間が長くなる
相互フォロワーさんとコメントのやりとりをしていると、楽しくなってついついSNSを開いてしまいがち。
しかし夢中になればなるほど絵に費やす時間が少なくなってしまうので、時間を決めて使用するよう心がけましょう。
労力のわりには見てもらえていない
がんばって1000人フォローしてもいいねが1桁だったり、エンゲージメント数が全然伸びないのが現実です。
本気で描いても反応がうすい状態だとモチベーションが続かず、筆を折る原因にもなりかねません。

基本的には見てもらえないという気持ちで投稿すべし。
フォロワーから仕事はこない
絵を仕事にしたいからとフォロワー数を増やしても、自分からフォローした人から仕事がくることはまずありません。
なんならSNSをやっていなくても絵の仕事は出来ます。
投稿ジャンルを絞るべし
どのビジネス戦略でも言えることですが「なんでも屋」より「専門家」のほうが確実に仕事が出来そうですよね?
絵で飯を食いたい!と思っているのならば「なんでも描けます」というより「得意なジャンル」を絞って投稿しましょう。
おわりに
InstagramやPixiv、最近ではMisskeyなど、SNSを活用することで自分の作品を発表しやすくなりました。
そんな中でも「めちゃくちゃ上手いのにほとんど見てもらえていない」という投稿を目にする機会も多いです。
そういう場合は自分の作品がそのSNSにあっていない場合もあるので、活動の場を他のSNSに広げてみるのも良いと思います。
ただ、SNSごとに影響力がると言われるフォロワー数の基準がちがいますし、フォロワー集めに夢中になるあまり、作品発表がおろそかになっては元も子もありません。
あくまでも作品発表の場とし、別で個人ブログを持つのも良いと思います。
ブログは人の評価を気にすることなく好きなことを発信できるのでおすすめですよ。